内科・消化器内科

診察のご案内

腹痛・お腹が張る・胸やけ・吐き気・最近疲れやすい・便に血が混じる・食欲不振・慢性的な貧血等の症状の裏には大きな病気が潜んでいる虞(おそれ)があります。初期症状のうちに治療をすれば、その分回復も早くなります。

日頃から身体が発している小さなシグナルに耳を傾けて、健康維持のため早めに受診をするようにしてください。体調不良の原因が何なのかを見極めるために、各種検査を行います。

主な検査内容は下記の通りです。

血圧測定

血圧は、心臓から流れる血液が血管を押す力のこといいます。血圧は、姿勢や加齢、生活習慣などによって人それぞれですが、一般的に、最高血圧(収縮期血圧)は140㎜Hgまで、最低血圧(拡張期血圧)は90㎜Hgまで、とされています。

普段、自分の血圧はどのくらいなのか知っておくことが健康維持への第一歩です。

血液・尿・便の検査

当院には、尿一般検査の試験紙を置いていますので、尿糖・尿たんぱく・尿潜血・ウロビリ・PHなどの項目については、迅速に判定ができます。その他の尿検査や便検査、血液検査は、外部検査業者に検査を委託しております。

検査結果は、検査内容によりますが、当日中に結果がわかるものから数日かかるものまで、様々なものがあります。
血液検査では、絶食が必要な場合もありますので、詳しくはスタッフまでおたずね下さい。

経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2) 測定

パルスオキシメーターという機械のプローブという部分を指にはさんで測定します。肺から取り込んだ酸素をどれだけ体内に取り込むことができているかを調べることができます。

一般的には、96~99%が標準とされています。

胸部レントゲン検査

肺、縦隔(両方の肺と心臓の間にある部分)、胸郭、胸膜、心臓などの異常を調べる検査です。レントゲン撮影の際、ボタンやブローチ、ネックレスなどの陰影をつくるものは取り外して撮影します。

指示通りの姿勢で深呼吸をして止めて撮影します。

心電図検査

心臓は、拍動すると同時に微弱な電気が流れています。

その電気興奮を波形として記録したものが心電図です。不整脈が出ていないかなどを知ることができます。

心電図検査では、器械を胸部・手首・足首に装着しますので、着脱のしやすい服装でご来院ください。

骨密度検査

骨密度は、骨の強さを判定するための代表的な指標です。骨密度は、若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何%であるかで表されます。骨密度検査は、骨の健康を知るうえで重要な手がかりです。

当院では、MD法で検査しています。手の骨と厚さの異なるアルミニウム板とを同時にレントゲン撮影し、骨とアルミニウムの濃度を比べることによって測定します。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)は、食道・胃・十二指腸などの消化管に関する病気を調べるための検査です。先端にカメラのついた細い柔軟なチューブ(胃カメラ)を、口または鼻から挿入して検査します。

基本的に、日時をご予約していただいた上で検査させていただいております。ただし、医師による診察の結果、早く検査する方が望ましいと判断した場合、その日のうちに検査することもあります。

  • 検査の前日の午後9時以降は食事を控えてください。
  • 水分摂取(水のみ)はしていただいても構いません。
  • 降圧剤などの内服薬については事前に主治医にご相談ください。
  • 血液をサラサラにする薬(抗血栓薬など)を服用しておられる方は、あらかじめ検査前に休薬していただくことがありますので、休薬の可否については主治医とご相談ください。
  • 検査当日の服装は体をしめつけるものは避けて下さい。
  • 検査終了から約1時間後(病理検査の場合は2時間後)より飲食OKとなります。病理組織検査のために組織を採った場合は、刺激の少ない消化の良いものを召し上がるようにして下さい。
腹部エコー検査

腹部エコー検査では、腹部(みぞおちから脇腹あたり)に超音波をあて、5つの臓器(肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓)を中心に、異常がないかを調べます。

胆石、ポリープ、のう胞、腫瘍、脂肪肝、慢性肝炎などの疾患や、各臓器の形態などを観察する検査です。

基本的に、日時をご予約していただいた上で、検査させていただいております。

下記の注意事項を確認の上、検査に臨んてください。

  • 検査前日の午後10時以降は食事を控えてください。
  • 午後診で検査をされる場合は、検査の前5~6時間絶食していただくことになります。
ピロリ菌検査

ピロリ菌の感染が長期間にわたって持続すると胃の粘膜が薄くやせてしまう萎縮という状態になり、胃がんの発生に関係していると言われています。

ピロリ菌の検査には、血液検査、尿検査、便検査、呼気検査、組織検査(胃カメラで組織を採取する)、があります。当院では、主に血液検査、呼気検査でピロリ菌検査を行っております。

胃・十二指腸潰瘍の経験のある方や、再発を繰り返す方や、萎縮性胃炎の方、胃MALTリンパ腫の方や、免疫性(特発性)血小板減少性紫斑病(ITP)の方、早期胃がんの内視鏡的治療を受けた後の方は、健康保険で検査を受けることができます。

その他の方は、自費扱いで検査を受けていただけます。

  • 自費料金(下記は税抜表示です)
    血液検査:3370円、呼気検査:6600円
  • 枚方市のピロリ菌検査(胃がん対策推進事業)を受診希望の方は健診ページをご覧ください。
  • 呼気検査を受けられる場合、検査前日の午後10時以降は食事を控えてください。
インフルエンザ迅速検査

インフルエンザの検査では、鼻の中の粘膜を採取して調べます。5分ほどで検査結果が出ます。

症状が出始めてすぐはウイルスの数が少なく、判定できない場合があります。12時間以上経ってから受けるのが良いと言われています。また、48時間以上経ってしまうと抗インフルエンザ薬が効かなくなりますので、発症後12時間から48時間までに受診して検査を受けてください。

ノロウイルス迅速検査

ノロウイルス感染症の潜伏期間は24~48時間で、主な症状には、嘔気、嘔吐、下痢(激しい水様便)、腹痛、発熱などがあります。

寒い時期にカキなどの二枚貝が原因の食中毒として感染が広がったり、嘔吐物や排泄物の処理などのために感染が拡大することもあります。ノロウイルスの検査では、糞便中のノロウイルスを検査キットで調べます。

3歳未満・65歳以上の方、悪性腫瘍の方、臓器移植後の方、抗悪性腫瘍剤・免疫抑制剤・免疫抑制効果のある薬剤を投与中の方は、健康保険で検査を受けることができます。その他の方は、自費扱いで検査を受けていただけます。

  • 自費料金 2,500円(税抜表示です)

受診に関するお願い

初診の方は、問診票をご記入のうえ、受付にて保険証のご提示をお願いいたします。

再診の方は、毎月初めの受診時、保険証のご提示をお願いいたします。また、月の途中であっても、保険証が変わった場合は、必ず受付へお知らせください。

当院は、基本的に院内処方をさせていただいております。当院で取り扱いのないお薬が処方内容に含まれる場合においては、院外処方で対応させていただいております。

医療費の助成について

枚方市のホームページに、医療費の助成について掲載されていますので、ご確認ください。

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午前
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休診日:日曜・祝日
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